概要
溶鉄のマルフーシャはhinyari9によって開発されたシューティングゲームです。扉を敵に突破されないように守ることが目的となるので、どちらかというとタワーディフェンスに近いです。各フェイズが終了するごとにお金を払って能力を強化したり武器を購入でき、また一定日数ごとにも同様に能力を強化できます。ただ、前者ではランダムに選ばれる三つのカードから選ぶ形となっており、後者は強化されるパラメータが限定されているものもあるものの、完全に固定されているわけではないので、攻略には運の要素が強く絡んできます。しかしながら、全体を通して強い武器や強い仲間、優先すべき能力などがある程度はっきりしており、それ以外の部分はプレイヤーの力量に依存します。
軽快でテンポよく進んでいくうえ、大量になだれ込んでくる敵を破壊する気持ちよさがあり、ハマる人にはとことんハマるゲームだと思います。
メインモード攻略
シナリオモードです。基本的には次に示すように強い武器や強い仲間を選び、強い能力を優先して上げていくことになります。序盤は敵が少ないのであえて何も購入せずにお金を貯め、五日目くらいから武器か仲間を優先して手に入れ、その後は能力強化を続けるか、チャンスカードかバリケードを選ぶのがよいかと思います。
下記のリストでは上にあるものほどより優先度が高いです
優先すべき能力
- リバランス
- 連射力
- マガジン容量、リロード速度
- 攻撃力
- 弾丸速度
- 集弾性能
優先すべき仲間
- 上級狙撃兵
- 上級ショットガン兵
- 上級サブマシンガン兵
- 上級ライフル兵
- サブマシンガン兵
- ライフル兵、軽機関銃兵
優先すべき武器
- 上級ショットガン、上級サブマシンガン
- ショットガン、サブマシンガン
- 上級スナイパーライフル(状況による)
- 上級軽機関銃
- 上級アサルトライフル
- アサルトライフル、軽機関銃
- スナイパーライフル
五日目まででよい武器が出ない場合は少し難しくなりますが、能力の強化次第では挽回できます。このゲームは大量の弾幕で攻めるのが強いので、単純にDPSが向上する連射力UP、マガジン容量UP、リロード速度UPを優先的にあげていきましょう。これらがカンストしていると、上級ショットガンや上級サブマシンガンを手に入れたときに鬼のような火力を出すことができます(普通のショットガンやサブマシンガンでも充分に強くなります)。リバランスは特殊なカードで、攻撃力が1下がるものの、ほかの全てのパラメータが1上がるので、コストパフォーマンスが非常に優れています。なかなか出ないので、出たら手に入れておきましょう。
仲間は上級狙撃兵が段違いに強いです。なかなか出ないので、出たら確実に手に入れておきましょう。五日目をすぎてもいい武器が出ていないけれども、仲間はサブマシンガン兵以上のカードが出たという場合は、とりあえず仲間にしておいたほうがいいです。
武器についてですが、スナイパーライフルは一発あたりの威力は高いものの、リロードが遅いため大量の敵に対応できません(たとえパラメータがカンストしていても)。なので、上級スナイパーライフルをあえて使う状況があるとすれば、仲間に上級狙撃兵がおらず、硬い敵に押し切られてしまうような状況か、バリケードで敵を足止めした状態から一掃するかのどちらかの状況くらいしかないと思います。高火力のロマンを求めたいのはわかりますが、通常はショットガンかサブマシンガンを選んでおけば間違いありません。なお、終盤でグレネードランチャーが使えるようになりますが、上級ショットガンか上級サブマシンガンのほうがバランス的に強いです。
その他のカードについて
バリケードやチャンスカードは序盤は不要ですが、敵の量が多くなる後半では重要になってきます。また、チャンスカードには各能力が一時的に倍増するカードがあるのですが、パラメータがカンストしている状態であってもさらにそれを倍にした状態で戦えるので、後半でこれが手に入ると圧倒的な火力で無双することができます(一日だけですが)。
サブウェポンはお金に余裕があれば手に入れもいいですが、どれもあまり強くないので重要ではありません。防衛対象のゲージを回復するリペアショットは一見役に立ちそうですが、どうしても運が悪くてゲージを削られてしまったという状況以外に使い途がありません。特に後半になるとリペアショットで回復するそばから大量の敵に削られてしまうので、効果が低いです。
防御力のカードは余裕があれば手に入れておきましょう。単純に防衛対象が硬くなります。トレードオフのカードはゴミカードです。まず選ぶ必要はありません。
宿舎
十日ごとに宿舎に入りますが、基本的には配給機を選んでおけば問題ありません。ランダムではありますが、感覚的には攻撃力と連射力がそれぞれ+1されるパターンがそれなりの確率で出る気がします。シャワーはリロード速度を上げることができますが、集弾性も上がってしまうおそれがあるので、よほどリロード速度のパラメータだけがほかと比べて低いという状態でもないかぎり、配給機か冷蔵庫を選んでおくのが無難です。ショットガンやサブマシンガンは弾が上下に拡散するからこそ強いのです。集弾性を上げてしまうと弾が拡散しなくなってしまうので、あまり上げないほうがいいです。
最終的に目指すべき理想的状態は次のようになります。
仲間:上級狙撃兵Lv3
パラメータ:集弾性能以外がカンスト
武器:上級ショットガンか上級サブマシンガン
これに近い状態になっていれば、あとはバリケードと地雷を優先的に設置していればメインモードのクリアは容易です。百日目のボスは非常に硬いので、威力の高い上級スナイパーライフルがあれば早く倒せますが、なくても攻撃パターンがわかりやすいうえ、どの攻撃も激しくはないので、時間はかかるものの倒すこと自体はそう難しくないはずです。
エンディング分岐
各フェイズの防衛対象のゲージが緑色の状態でクリアすると完全防衛となり、八十日目まで全て完全防衛して百日目をクリアするとEND10のグッドエンドになる……はずなのですが、途中で完全防衛に失敗してもグッドエンドになったケースが確認されたので、厳密な条件はなんともいえません。四十日目までを全て完璧防衛して、結果発表で完璧な衛兵にしてから、八十日までをリトライなしでクリアすることが条件かもしれません。
八十日目までに完全防衛に失敗してから百日目をクリアするとノーマルエンドとなりますが、上記のとおり厳密な条件は少し違うかも知れません。ノーマルエンドでは、計七人の仲間ごとにそれぞれEND02からEND08まで違うエンディングが設定されています。
最後まで一人きりでクリアするとEND09となります(何度リトライしても大丈夫です)。
四十日目までにリトライを繰り返し、結果発表で不要な傭兵になるとEND01になります。
チャレンジモード
とりあえず百日を超えることはできましたので、そのときの方針を記載します。
キャラクターの性能的にはライカが最も強いのでおすすめです。全ての弾が散弾になるというチート性能を持っています。右から二番目のベルカはバリケードLv1でバリケードを二つ置けるので生存率が上がります。ストレルカは強い武器である上級サブマシンガンが出やすいうえ、サブマシンガン系で攻撃力が上がります。また、ベルカとストレルカどちらも移動速度が速いです。ライカの次点で強いのはこの二人だと思います(ただし弾が拡散しすぎるので集弾性能も少し必要になります)。
チャレンジモードも基本的な方針は同じですが、序盤のやり方と終盤の武器選びだけ少し違います。メインモードよりもチャレンジモードのほうが序盤の敵の数が少ないうえ柔らかいので、なんなら十日目くらいまでカードを引かずにお金を貯めることができます。安全にいくなら六日目あたりでショットガンかサブマシンガンが出ていれば手に入れておくといいでしょう。十日目までに上級狙撃兵が出なければやり直したほうがいいかもしれません。ただ上級狙撃兵はとにかく出づらいので、しばらく進めてみて武器も能力もあまりよくないという運が悪い場合にやり直すといいでしょう。
パラメータのカンストが見え始めてきたあたりからは上級グレネードランチャーが優先すべき武器の筆頭に入ってきます。ライカを使っている場合は普通のグレネードランチャーでも弾数が増えるので、序盤からグレネードランチャーを選択するのもありです。百日目を超えたあたりでは上級グレネードランチャーは最優先となり、弾幕を張っていないと敵が多すぎてほぼ打ち負けます。ここまでくるともはや運ゲーに近いです。
コメント